死にたい気持ちをコントロールすることについて

私はよく死にたいなと思っていたほうでした。

はじめは高校時代、受験勉強のしすぎでノイローゼ気味になることが多く、こんなにもつらいならいっそ死んだほうがましかなとよく布団の中で考えたものです。

結局大学には合格したのですが、大学入学後もあまり大学になじめず、こんなに周りには楽しそうな人たちがいるにもかかわらず、自分のつまらなさは何なんだろうと卑屈になることもあり、生きていることに希望を感じることはあまりありませんでした。

ここまでの事については死について考えることはあっても、実際に行動に移そうなどという考えは到底ありませんでした。しかし、大学生の後半、就職活動がうまくいかず留年を繰り返してしまいました。

このときはさすがに死ぬことを具体的に考えました。今後の長い人生の中で楽しいことが起きることが何も想定できなかったのです。

就職できずフリーターでそのまま生きていき、特に何事もなく人生を終えるぐらいであればいっそ今死んでしまおうかと考えてみたこともありました。

そんな鬱々とした日々を過ごしていた時、このままでは本当に死にかねないと思い、考え方を少し変えてみることにしました。まずは自身の現状分析、今生きていて、暖かいご飯が食べることができ、暖かい布団で寝ることができる。特に命を狙われることもない。これだけで十分自分は幸せなのではないだろうかと思ってみることにしたのです。

今の状況は客観的に見てもいい状況とは言い難いのですが、最低限これだけはそろっているということは世界全体でいえば上位50%より上の幸せな状況といえるでしょう。

そう考えると今の状況が少しだけ明るくなり、もう少し頑張ってみようかと思えるようになりました。多くを望まなければ、充分幸せに生きていけることもまた再確認できました。人はいつ死にたくなるかというと、将来への希望が感じられないとき死を考えます。

そして、その将来への希望の基準となっているのはかなりの確率で近しい他社の存在です。同い年の友人やテレビで見るセレブなどの周囲と比べてしまうことで希望を感じられなくなってしまうのです。

しかし、その基準の視野をもっと広げることによって、まだまだ自分より不幸な人間は世界にはたくさんいて、その人たちが頑張って生きようとしているのに、自分が逃げてどうするんだと気を貼って生きることができます。希望がない状態を絶望といいますが、絶望とは本来もっと遠くにある存在なのかもしれません。そして、その絶望を感じなければ死にたいと思うこともなくなります。

現状に悩んで死を考えている人は、その絶望を遠ざける考え方を身に着けることをおすすめします。まずは、これが簡単な処方箋です。

これができればじゃあ次は何かをやってみようという気持ちにもなります。ならなくても構いません。なぜならあなたは十分幸せなのですから。

無理をせず自分のペースで頑張ることも自分を前向きな気持ちにさせる秘訣です。

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